2014年3月13日木曜日

加寿屋 法善寺

大阪の庶民の食べ物「油かす」。
僕は神戸生まれなのだが、実は大人になるまで知らなかった。

Wikiによると、「油かす」とは、下記のようなものらしい。

油かす(あぶらかす)とは、食肉から食用油脂を抽出した残滓を利用した食品である。畜産物を生産・消費する地域の一部で見られる。類似の食品は全国に存在するが、それらの原料や製法は様々で、その成り立ちや文化的係累も違う、それぞれ異なる食品群である。本項では便宜上、それらを総じて油かすと呼ぶ。

食用油脂の残りかす、という事になるが、お好み焼き、焼きそばあたりで
使用されることが多いのだが、入れると味わいに深みがでる。

お好み焼きよりも、油かすの味が全面に出るのが、かすうどん。

難波あたりの立ち食いうどん屋さんでは
結構な人気メニューとなっている。

このKASUYAさんは、藤井寺を本店とする、かすうどん専門店。
さすが専門店だけあって、出汁はかすのパンチに負けないような配慮がされている。
麺は極めて普通だが、かすの味がとの
マッチングを考えると、これくらいが
ベストかもしれない。

大阪オリジナルのかすうどんを食べたい
府外の方には、是非ともおすすめしたい。
食べログでは、そんな評価が高くはないが、美味しい。
おそらく、お店のキンキラキンの看板がだいぶマイナスとなっている。
オーナーは若向け、と思っているかもしれないが、この絶品の一杯には
マイナスなイメージとなっている。
大阪府下には、あべの、都島、あたりにチェーン展開しているが
フランチャイズ制なので、多少、店によって味が違う。
私のおすすめは、なんばのお店。
ここの店主は、うどんに対する深い知識があるので、
大阪きつねうどんの歴史などを教えてくれる。

なんばあたりで、飲んだあとは、ラーメンでなくこちらへ。


加寿屋 法善寺
〒539-0000 大阪府大阪市中央区難波1-5-20

食べログリンク

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